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救急車はタクシーではない?

救急車といえば急な事故や病気など、助けが必要な人を適切な病院へ搬送してくれる現代医療に欠かせない乗り物であり、恐らく知らない人は居ないと思いますが、そんな救急車をタクシー代わりに使う人が増えているという問題をご存知でしょうか。消防庁によれば平成20年中の救急出場件数は約510万件で、平成10年からの10年間で約38%増加しているとのことです。救急車の台数にはもちろん限りがあるため、出場件数の増加に従って現場の判断には慎重さが求められ、結果現場到着時間は平均7.7分で平成10年の平均6分に対し2分弱長くなり、病院収容時間は平成20年において平均35分で平成10年の平均26.7分に対し8分強長くなっているようです。これでは本当に緊急を要する患者へのケアが遅くなり、最悪命に関わります。冒頭で述べた「タクシー代わりに救急車を使う」というのは、特に緊急ではない病状の患者が病院での診察までの待ち時間を短縮するために行われていることのようです。病院での待ち時間が近年増えているという具体的なデータも無いため、この現象は救急車を呼ぶ側のモラルによる所が大きいと思われます。この問題に対し消防庁は救急車以外に搬送の手段がなく、緊急に医療機関等に搬送しなければならない場合を除き救急車の要請を控えること、移動手段に困っている場合でも緊急性に欠く場合は各消防本部に認定された民間の搬送業者や病院情報提供サービスを活用するようホームページ等で呼びかけています。私の場合は、母が看護助手 資格を持っているので、大概のことは母に頼っています。